2018年度 活動レポート 第6グループ:立命館慶祥高校(北海道江別市)を訪問

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第6グループ

立命館慶祥高校(北海道江別市)を訪問
インド・ベトナムの高校生が北海道で、"Boys Be Ambitious!"

第6グループのインド(28人)、ベトナム(35人)の高校生と引率者は、6月18日(月)、北海道札幌市郊外の立命館慶祥高校を訪問しました。

到着後、ブラスバンドやチアリーダーによる迫力あるパフォーマンスで大歓迎を受けて、気分は一気に盛り上がりました。

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立命館慶祥高校ブラスバンド部による演奏
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チアリーディング部によるパフォーマンス

続いて、グループに分かれて同校生徒と共同で、厚紙や風船などを使って「ホバークラフト」の制作に挑みました。ホバークラフトを風船の推進力でまっすぐに走行させるのは大変で、あちこちで風船が破裂する音が聞こえたり、スムーズになんとか進むと歓声が上がったりしていました。完成後にはその走行距離を競うコンテストが行われ、最長距離が出たチームが表彰されました。

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制作したそれぞれのホバークラフトの走行距離を競いました。
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ホバークラフトのコンテスト結果で優秀だったチームの表彰式

午後は日本文化を体験することとなりました。剣道部の稽古を見学して、その激しい動きと竹刀のぶつかる音に皆、一瞬、驚いていましたが、映画「スターウォーズ」のライトセーバーバトルの原点が剣道にあると説明されて、興味津々に見入っていました。

激しい運動に続いて、静かな雰囲気の中で茶道部員のお手前を楽しみました。抹茶の苦い味には、カレーのスパイスに慣れたインド人高校生もびっくりしていましたが、自国とは異なる日本文化を楽しんでいるようでした。

立命館高校訪問後にクラーク博士像が置かれる羊ヶ丘展望台も訪れ、"Boys Be Ambitious!"の意味を学び、短い滞在時間でしたが、北海道とインド・ベトナムの高校生の距離が一気に縮まる一日を過ごしました。

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クラーク博士像の前で、"Boys Be Ambitiou!"の意味を学びました。