2018年度 活動レポート 第263号:大阪府立大学

2018年度活動レポート(一般公募コース)

知識情報科学と経済学・経営学との融合領域における最先端科学技術の体験

大阪府立大学 杉村延広さんからの報告

【第1日目】9月18日(火) ガイダンス、経済学研究科長訪問など

午前7時に、ビエンチャン発バンコク経由の日航機で、ラオス国立大学プーペット(Phouphet) 教授と4名の若手 教員および5名の学生が関西空港に到着しました。その後、電車でホテルに行った後、午後12時ごろに大阪府立大学 に到着しました。

今回のプログラムに関するガイダンスの後、経済学研究科長および人間社会システム科学研究科長を訪問し、各研究科の概要の説明を受けるとともに、ラオス国立大学の概要紹介を行いました。また、経済学研究科長およびマネ ジメント学類長から経済学研究科およびマネジメント学類の教育内容および研究内容の説明を受けるとともに、ラオス国立大学経済経営学部における教育研究内容ついての説明を行いました。

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人間社会システム科学研究科長(牧岡教授)訪問

【第2日目】9月19日(水) 経済学研究科およびマネジメント学類教員による特別講義とラオス国立大学における研究内容の紹介

経済学研究科の近藤教授、森田教授、マネジメント学類の岩村教授、杉村教授から特別講義を受けるともに、ラオス国家大学経済経営学部における研究内容をプーペット教授が説明を行いました。また、夕刻、歓迎会に参加しました。

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プーペット教授によるラオス国立大学の紹介

【第3日目】9月20日(木) 特別講義、学長訪問、植物工場研究施設および堺市博物館の見学

この日は、午前中に、牛准教授および辻教授の特別講義を受けるとともに、午後から辻洋 理事長・学長を訪問し、懇談するとともに、修了証書の授与式を行いました。その後、 植物工場研究施設および堺市博物館の見学を行いました。堺市博物館では、堺市の歴史および文化、特に、古墳、ポルトガルや東南アジアとの貿易、鉄砲鍛冶などについて、説明を受けました。

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牛准教授による特別講義

【第4日目】9月21日(金) 成果発表会に関する資料のとりまとめ

22 日(土)に予定している研修成果の発表会に関する準備のため、マネジメント学類の演習室において、パソコンを使用して発表用資料の作成を行いました。

【第5日目】9月22日(土) 成果発表会および歓送会

大阪府立大学のサテライトキャンパス I-site なんばにおいて、本研修の成果発表会を行うとともに、経済学研究科およびマネジメント学類の教職員による歓送会を行いました。

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研修成果発表会

【第6日目】9月23日(日) トヨタ産業技術記念館、名古屋市立科学博物館などの見学

新幹線で名古屋に移動し、トヨタ産業技術記念館、名古屋市立科学博物館および名古屋城を見学しました。特に、トヨタ産業技術記念館では、日本の産業創世記における繊維産業、第二次世界大戦後の自動車産業の発達などの歴史について見学しました。また、新幹線などの先端的交通システムについても体験しました。

まとめ

以上のように、6日間の研修は非常に短く感じましたが、研修終了後のアンケート結果をみても、各学生が今回の研修については非常に満足していること、このような研修をぜひ継続して行ってほしいこと、大阪府立大学をはじめとする日本の大学にぜひ留学したいこと、などの意見が書かれており、非常に高い評価を得ることができたと考えます。

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修了式にて