2017年度 活動レポート 第6グループ:修了式&歓送会を開催

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第30号

さくらサイエンスハイスクールプログラム第6グループ
感動の修了式&歓送会!

北海道千歳空港から来日し、様々なプログラムに参加して来た第6グループ(インド、ラオス、モンゴル)の高校生たちは、6月9日(金)JST東京本部別館1Fホールにて、感動の修了式に臨みました。

修了式のはじめは、各国代表の高校生による、本プログラムを通して学んだこと、感じたことについてスピーチです。

インドからは、男女1人ずつの代表が壇上に上がりました。
二人で交互に北海道からはじまったプログラムをアルバムをめくるように振り返り、心に残ったことを語っていきます。その中で、最も特別なこととしてあげたのは、東京学芸大学附属高等学校への訪問でした。「附属高校の学生と語り合い、お互いに意見を交換することで、ステレオタイプなイメージから離れて、視野を広げることができました。そしてノーベル賞受賞の野依先生の講演を直に聴き、一緒に写真まで撮ることができたことはなんと幸せなことだったでしょう」

写真1
真剣な表情で壇上を見つめる高校生
写真2
二人でスピーチをするインドの高校生

モンゴルの代表者は、苫小牧工業高等専門学校の教育システムに強く興味をもったようです。「もし苫小牧高専で学べば、一般の大学を卒業するよりも若い年齢で、卒業した後に就職するチャンスが得られることがわかりました。学習することに適した広々した図書館のほか、留学生に配慮された学生寮があることも知りました」将来を見据え、目を輝かせながら語りました。

写真3
スピーチをするモンゴルの高校生

ラオスの代表者は、「このプログラムを通して、日本の教育システムがいかに充実しているかを知りました。そして、教育は私たちの心に光をともすだけではなく、国の繁栄にも結びつくものだということを教えられました。そして、このたび友人となったインド、モンゴルの皆さんと一緒に、よりより世界の実現をめざして協力していきたい」と、頼もしい抱負を語ってくれました。

写真4
スピーチをするラオスの高校生

修了式の後は、和やかに歓送会が行われ、恒例の各国の代表によるパフォーマンスが行われました。

写真5
修了証書を受け取って記念撮影

ラオスの女子生徒は、ソロで美しい歌を披露し、皆を魅了しました。

写真12
色鮮やかな民族衣装を纏ったラオスの高校生
写真13
歌声で魅了したラオスの高校生
写真8
ラオス集合写真

モンゴルの女子生徒も、同じくソロで、モンゴルの民族楽器「馬頭琴」を奏でてくれました。そのなんとも味わい深い哀愁のある音色に、皆うっとり。

写真14
馬頭琴の哀愁ある音色を響かせてくれたモンゴルの高校生
写真10
笑顔ピース!モンゴルの高校生
写真9
モンゴル集合写真

インドの高校生はグループで歌を披露すると同時に、「感謝の気持ちを込めて」と、その場で美しいさくらの絵を描いてくれました。

写真11
笑顔で応えてくれたインドの高校生
写真15
インドの高校生は歌を披露してくれました。
皆が歌っているあいだに、1人は絵を描いています。
 
写真16
インドの高校生が、さくらサイエンスプログラムへの感謝の気持ちを込めて描いてくれた、美しいさくらの絵
写真17
絵を描いてくれた高校生が、最後にサインをしています。
 
写真6
インド集合写真①
写真7
インド集合写真②

閉会が近づくと、全員名残を惜しみつつ、お互いにプレゼントの交換がはじまりました。

写真18
歓送会の最後には、あちこちでプレゼント交換が行われていました。

このプログラムがきっかけとなって育まれた友情が、これからもずっと続いていくことを、願ってやみません。