2017年度 活動レポート 第192号:早稲田大学本庄高等学院

2017年度活動レポート(一般公募コース)第192号

シンガポールと日本の水事情から、世界の水問題を考える

早稲田大学本庄高等学院からの報告

2007年度より開始された、Singapore National Junior Collegeと早稲田本庄学院、双方の学校を訪問し科学交流を行うプログラムは今年度で11回目になります。

昨年度は「シンガポールと日本の水事情から、世界の水問題を考える」というテーマで双方の水事情を理解し合いました。今年度は「世界の水問題を考える ~NJCと早稲田の共同研究成果はどう役立つか?~」というテーマで共同研究を行いました。

様々なプログラムを用意する中で「水」を多側面で扱う内容が多いことが、この事業の特徴と言えます。

11月7日(火)

・埼玉県本庄市ホテル到着、チェックイン

11月8日(水)

・学校のホールで歓迎開会式。

・小山川千本桜付近で河川研究班と一緒に河川生物の調査。
シンガポールでは川に入ることができないため、このようなプログラムは大変貴重な体験とのこと。この日は寒く、水量が多く流速も早かったため、採取された生物の種類は少なかったです。

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小山川における河川調査の様子

・CreCraで工場見学。
ここはボトルウォーターの大手企業です。水ミューゼアム、工場見学の後、水道水における塩素確認の実験を行いました。飲料水とするための浄水技術への理解を深められました。

写真4
CreCraで記念撮影

・宥勝寺で茶道部による歓迎お茶会。

11月9日(木)

・ヤマキ醸造で、醤油づくりワークショップ。
日本の伝統産業にいかに日本の豊富な水環境が役立っているかの紹介の後、醤油醸造技術の説明、そして実際に醪(もろみ)から醤油を絞り、瓶詰めするまでを体験しました。

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ヤマキ醸造での醤油づくりの様子

・妙義山ハイキング。
中之嶽神社裏から第4石門までのコースをたぐり、侵食地形の観察を行いました。

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妙義山、中之嶽神社付近で

11月10日(金)

・サンデンフォレスト到着、企業紹介、企業による環境保護活動に関する講義の後、バスで敷地および自動販売機ミューゼアム見学、徒歩でサンデンフォレストツアー。その後質疑。

写真2
サンデンフォレスト、フォレストツアー中の記念撮影

・富岡自然史博物館見学

写真8
富岡自然史博物館

11月11日(土)

・校内物理実験室で実験教室

・PC室で共同研究。
NJCとの交流活動には昨年から3年間の探求テーマ「世界の水問題」があります。今年度は7月のNJC訪問時の共同研究「3Dプリンターを用いたバイオキャリアの作成」「自然素材を用いた簡易濾過器の開発」「色素発電機の開発」とうまくリンクすることを考え、「世界の水問題を解決するために ~共同研究テーマはどう活かせるか~」について考える事としました。この日は共同研究テーマ3グループに分かれ、議論を深めました。

11月12日(日)

・この日はホストファミリーと一緒に行動。
・教員は研修活動。

11月13日(月)

・科学未来館見学
・早稲田大学本部キャンパスで共同研究のまとめ作業。
・班毎にプレゼンテーション。
・講評。さくらサイエンスのCertificate。終了の挨拶。

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共同研究、ディスカッションの様子
写真7
共同研究成果発表の様子
写真6
榊原研究室のゼミの様子
写真9
日本科学未来館

11月14日(火)

・早稲田大学創造理工学部榊原研究室のゼミ参加。
榊原研究室で行われている水汚染の状況とその改善についての5つの研究内容について、わかりやすく説明された。質疑も活発であった。

・羽田空港着。見送り。

ホストファミリーを務めてくださった皆様、バディの諸君、さくらサイエンスプログラムとしての実施にお世話いただいたさくらサイエンスプログラムに、この場を借りて感謝申し上げます。