2017年度 活動レポート 第81号:豊橋技術科学大学

2017年度活動レポート(一般公募コース)第81号

研究室体験プログラムをとおして豊橋技術科学大学の魅力を発信!

豊橋技術科学大学からの報告

豊橋技術科学大学は、大学間交流協定を締結しているアジア4か国(中国、マレーシア、ベトナム、インドネシア)5大学から工学を学ぶ優秀な学生14名を招へいし、8月23日(水)~8月30日(水)の8日間の受け入れプログラムを開催しました。

本プログラムは、海外からの参加学生らが各自の専攻に対応した研究室体験を行うとともに、本学の教育システムや生活環境等に関する情報を伝え、最先端の科学技術に関する研究に対する理解を深め、本学への留学に対する興味・関心を促すことを主な目的としています。

初日は開講式にはじまり、本学学生による大学紹介、協定校学生による各大学の紹介、キャンパスツアーが行われました。さらに、井上理事・副学長も出席した歓迎セレモニーが盛大に行われ、関係の教職員や本学の学生との歓談を楽しみました。またセレモニーでは、ジャグリングサークルが華やかなパフォーマンスを披露し、参加者は見事な技に見入っていました。

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歓迎セレモニーでの集合写真

2日目からは各専攻に分かれ、研究室体験を行いました。参加者は、各専攻における研究活動を最先端の研究施設・設備の見学を通じて学びました。本学学生との交流を深めるとともに、各専攻の教員・学生と意見交換を行ったり、各研究室の研究内容について質問したりして、将来、本学の学生としての入学する可能性を踏まえて、熱心に取り組んでいました。

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研究室体験の様子

また、最終日には、参加学生が今回の研修の成果として今後の研究・進路等の計画を発表しました。

2日目の午後に、滞在中に必要となる基本的な日本語を学ぶための授業が行われました。参加者は自身の名前をカタカナで書いてみたり、簡単なあいさつを練習しました。

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日本語授業の受講

4日目は、本学のオープンキャンパスに参加しました。専攻の枠を超えて様々な研究室を見学し、最新の科学技術の研究や、本学の様々な教育・研究活動に対する理解を深めました。さらに、日本人学生と留学生が混住して生活を共にしている、グローバルハウス・学生宿舎等の見学も行いました。

また、2日目および6日目には、日本の文化・技術に対する理解を深めるため、二川宿本陣資料館、およびトヨタ産業技術記念館を見学しました。

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二川宿本陣資料館にて
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トヨタ産業技術記念館にて

二川宿本陣資料館では、江戸時代の大名行列をはじめとした日本の歴史文化について学んだり、浴衣の着付け体験を行いました。参加学生は初めて着る浴衣にとても喜んでいる様子でした。また、トヨタ産業技術記念館では、日本の産業・技術の発展について学びました。記念館では、館内の概要案内後、それぞれ気に入った展示に見入っていました。

8日間という短い期間でしたが、参加学生は、本学での教育研究活動や学生生活、日本の文化・技術等に触れ、今後の進路について考える機会となりました。本プログラム終了時のアンケート結果にも、日本への留学に対して前向きな意見が多く、将来は学生としての再来日が期待されます。