2016年度 活動レポート 第281号:電気通信大学

2016年度活動レポート(一般公募コース)第281号

中国・北京郵電大学との国際PBL(Project Based Learning)の取り組み

電気通信大学からの報告

2016年12月18日から23日までの間、さくらサイエンスプログラムによる招へいで、中国の北京郵電大学(BUPT)とのICT国際プロジェクト教育科目である、国際PBL(Project Based Learning)のワークショップを実施しました。

この国際PBLは、今後のグローバル社会でリーダシップを取れる国際性と、実践力に優れた高度人材の育成を目標に、PBL形式で学生主体の国際連携教育を行うものです。

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北京郵電大学の孫教授によるPBL課題紹介

今年度は,8月の北京郵電大学での共同授業(8月23日から25日まで)に続き,3つの専門コース(ワイヤレスネットワーク、ロボティクス、信号処理)に分かれ、日中混成を構成しプロジェクト課題の成果を競い合いました。

今回の総括ワークショップでは、BUPTから学生15名、ティーチングアシスタント(TA)1名、教員3名、電気通信大学からも受講生22名,TA3名、教員5名が参加し、大学院レベルのPBL課題に取り組みました。

厳しいスケジュールの中、チームワークでなんとか課題を解決することができました。

写真2
ロボットグループの実験風景

最後に、各コースで成績優秀により選抜されたグループ代表により、成果発表が行われました。修了式、表彰式と併せ、学生交流を図る懇親会にて、成績優秀グループへ表彰状が授与されました。

写真3
成果報告会での発表の様子
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修了及び表彰式

帰国前日の12月22日には、日本科学未来館の見学を行いました。

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科学未来館訪問

今回の機会を契機に、大学間での交流活動がさらに活発になることをお互いに期待しています。

写真6
電気通信大学での記念写真