2016年度 活動レポート 第154号:名古屋大学大学院医学系研究科

2016年度活動レポート(一般公募コース)第154号

韓国・延世大学大学院生が名古屋大学で保健学研究を学ぶ

名古屋大学大学院医学系研究科(保健学)からの報告

平成28年11月2日から11月9日の8日間、名古屋大学大学院医学系研究科(保健学)では、さくらサイエンスプログラムの支援により、韓国・延世大学原州校の大学院生10名を受け入れ、名古屋−延世大学間学術研究交流会、ならびに交流研修を行いました。

名古屋大学大学院医学系研究科(保健学)では、韓国・延世大学原州校と国際交流の一環として「名古屋−延世大学間学術研究交流会」を行っていますが、今回はさくらサイエンスプログラムの支援のもとで本交流会を開催しました。

名古屋−延世大学間学術研究交流会・開会式典における記念撮影−−全体集合写真

本交流会は、7年前から延世大学と大学院レベルでの学術研究交流を目指して始まり、本学での第1回開催以来、毎年両大学で交互に開催しています。

今回、韓国・延世大学から教員7名と大学院生18名(うち10名をさくらサイエンスプログラム事業として招へい)の合計25名、第三国からの5名(タイ/チュラロンコン大学及びマヒドール大学から各2名、ミャンマー留学生1名)、さらに学内の院生・教員など総勢で100名超の参加者があり、活発な意見交換が行われました。

大学院生研究発表会でのディスカッション風景
(検査技術学専攻)

学術研究交流会は11月3日に開催され、開会式典の後、各専攻に分かれて合計43題の研究発表が行われ、夜には専攻別の交流会がもたれました。

領域別(放射線技術学)発表会での集合写真
(招へい学生は前列左から2、3人目の2名)
領域別(検査技術学)発表会での集合写真
(招へい学生は後列左から6、8人目の2名)

領域別(理学療法学)発表会での集合写真
(招へい学生は後列左から4、6、8人目の3名)
領域別(作業療法学)発表会での集合写真
(招へい学生は前列左から1、5、6人目の3名)

初日の11月2日には歓迎会、4日以降は専攻別で個別交流が行われ、また11月6日には合同で近隣の生命科学に関する施設見学(名古屋市科学館及びくすりの博物館)を行いました。

名古屋陽子治療センター見学(放射線技術学専攻)
名古屋市科学館見学

くすりの博物館見学
名古屋市科学館見学

延世大学の大学院生13名(うち10名をさくらサイエンスプログラム事業として招へい)は11月9日まで滞在し、各専攻での研究室訪問により研究交流を一層深めました。