JSTが直接実施するプログラム

さくらサイエンスプランには、一般公募で採択されたプログラムを支援する事業以外に、JST自らが受入れ機関として海外の若者を日本に招へいする事業(さくらサイエンス・ハイスクールプログラム、さくらサイエンス・行政官招へいプログラム)があります。

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(SSHP)は、さくらサイエンスプランの一環で2014年に14の国・地域を対象としてスタートしました。

SSHPではアジアなどの優秀な高校生(および引率者)を1週間日本に招き、JSTが特別に企画した交流プログラムに参加していただきます。来日した高校生が日本の科学技術への関心を高め、日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外の優秀な人材が成長することで、グローバルな科学技術の発展に貢献することを目的としています。

SSHPの内容は多岐にわたります。

  • ノーベル賞受賞者を含む一流の科学者による特別授業への参加
  • 著名な日本の大学・研究機関の訪問
  • 日本の高校生との交流
  • 駐日大使館の訪問
  • 日本の文化体験 など

2014年のスタートから5年間で計39コースが実施され、計4,456人の高校生が来日しました。参加後のアンケートでは、90%以上の高校生が再来日を希望する、と回答する結果となり、将来、参加した高校生たちが日本と母国の架け橋となり、活躍されることが期待されます。

  • 中国の高校生がノーベル賞受賞の白川英樹先生による実験教室に参加
    (2018年7月11日、東京工業大学にて)
  • ウズベキスタンの高校生が、
    微妙な量の液体を出し入れするマイクロピペット操作を体験
    (2018年7月6日、かずさDNA研究所にて)

ハイスクールプログラムの訪問先として、ご協力いただいた先生方、および機関

これまでのハイスクールプログラム実施にご協力いただいた研究者の先生方や機関は下記の通りです。ご協力いただく皆様のおかげで毎年、ハイスクールプログラムは成功裡に終了しています。深く御礼申し上げます。

ハイスクールプログラムの訪問先として、ご協力いただいた先生方、および機関

さくらサイエンス・科学技術関係者招へいプログラム

さくらサイエンスプラン実施に関わる、アジアなどの科学技術関係者・教育関係者を日本に招へいし、日本の最先端の科学技術や科学技術行政などについて理解を深めていただくことを目的に実施します。

中国行政官招へいプログラム

2018年度は中国科学技術部をはじめとする中央省庁行政官、各主要大学の国際交流・研究開発担当者など159人を招へいしました。「環境」「エネルギー」「産学官連携」「和漢方」などをテーマに、日本を代表する大学・研究所・企業などを視察し、日本の最先端科学技術への理解を深めていただき、人と情報のネットワークを築きました。

  • 国会議事堂の前にて
  • 富山大学和漢医薬学総合研究所民族薬物資料館で生薬の標本に関する説明を受ける

ASEAN行政官招へいプログラム

2018年11月には、ASEAN加盟国と事務局から若手行政官26人が来日し、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDG’s)」の実現に向けたプログラムに参加しました。

  • 文部科学省でのディスカッションの様子
    (2018年11月8日)
文部科学省でのプログラムを終えて全員で記念撮影(2018年11月8日)

インド科学技術関係者招へいプログラム

2019年1月、「さくらサイエンスプラン」による招へいで、世界的にも有名なインド最高峰の19大学(インド工科大学、インド科学教育研究大学)の研究者、および行政官(科学技術省、人的資源開発省)計30人が来日して、1週間のプログラムに参加しました。

参加者は、1月23日にはインドの大学との交流や共同研究に興味を持つ日本の大学関係者との交流会(日印大学交流会:JST主催)に参加しました。インドの科学技術関係者は、欧米志向が強いと言われていますが、この交流会は両国の関係者が交流を深めてネットワークを拡げ、将来的な交流・共同研究の推進について構想を練ってもらう貴重な機会となりました。

滞在期間中に参加者は、国内の著名大学(東京大学、東京工業大学、筑波大学)、研究機関(理化学研究所、産業技術総合研究所)、企業(日本電子株式会社)を訪問して情報収集、意見交換をして、日本の最新の科学技術に関しての理解・認識を深めてもらいました。

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